豊洲市場に盛り土しない意味は?移転できないとオリンピックはどうなる?

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豊洲市場の盛り土問題で豊洲が揺れていますね。

この問題で豊洲のタワーマンションは暴落するのか、

買い時かと注視している方もいると思いますが。

こちらは後でまとめるとして、今回は先に、盛り土の問題をまとめてみました。

豊洲市場に盛り土しなくても大丈夫なの?

totosu

豊洲市場の風評被害で不動産の価値は3割下がる?買うなら今が買い時!?

 

盛り土する計画が途中で変わったにもかかわらず、議事録がないようなのです。

これからいろいろ分かってくるとは思いますが、盛り土しなくても大丈夫なのでしょうか?

東京ガスのガス工場跡地に豊洲市場が移転

ことのはじまりは2016年9月10日。

小池都知事が緊急記者会見を開き、すでに8月31日に延期を表明していた

豊洲市場の建物に、盛り土がされていなかったと発表しました。

 

ここで問題とされるべきは、これまでの都の説明との食い違いです。

 

都は建物の下にはすべて盛り土がされていると説明していました。

このニュースを知った多くの人は「やっぱり」と感じたと思います。

 

豊洲のこの土地は、元々東京ガスのガス製造工場跡地でした。

汚染は想定内で、こんな汚染地に魚河岸の築地市場を移転する。

莫大な都税をかけてわざわざ汚染レベルを基準値に戻し、魚を扱う市場を移転する。

そんな博打みたいなことに、築地の関係者をはじめ、多くの人が反対しました。

 

しかし築地市場は老朽化で移設が急務。

そこで2001年12月、豊洲への移転が正式に決定。

07年4月、土壌汚染対策のための専門家会議が設置され、

09年7月までの間に環境基準の4万3000倍もの有害物質ベンゼンが検出されても、

計画が変更されることはなく、出した結論が汚染土の総撤去と盛り土でした。

 

このあまりな強引さに、当時の石原都知事への疑惑が噴出しましたが、解明されないまま。

しかしながら、石原元都知事の側近が豊洲移転を推進し、

のちに東京ガスに天下りしたという情報もあります。

盛り土がなくても問題ないの?真の問題は都の説明と実際が異なっていたから?

莫大な血税5884億円をかけて豊洲市場はもう完成してしまいました。

そのうちの用地取得費は約1,980億円で土壌汚染対策費用は約849億円

土地代の約半分が汚染対策です。

延期までの維持費は1日700万円かる試算となっているようです。

 

11月7日の開場に向けて、店舗の内装を完了したり、

業務用の冷蔵庫は70日前から電源を入れないと適温にならないため、

冷蔵庫をリースしていたりするようですので現場は大混乱ですね。

 

なぜ、途中から盛り土が計画からなくなったのでしょうか。

盛り土がなくても問題ないのでしょうか?

 

結論として、盛り土はなくても大丈夫との意見もあるそうです。

「大規模な建物を建てる際、基礎杭とよばれる杭を地中深くに打ちこみます。そうすると『毛細管現象』によって、この基礎杭に沿うように地下水が建物のすぐ下に上がってきてしまう。これは想定内の事象です」

仮に建物の1階部分の直下に盛り土があると

「地下水は市場施設の床に直接届き、建物内に浸入するリスクが生じます。その一方、建物の地下部分に空間、つまり地下ピットを設けてある場合は、これによって市場施設として使われる建物の地上階と地下水とを遮断することができる。地下水が浸入してくるリスクがある以上、盛り土ではなく、地下ピットを設けるのは当然のことなのです」

東京ガス操業時の地面から地下2メートル部分の土地は一旦全て掘削されています。

更に、その位置には砕石層とよばれる毛細管現象が起こりにくい層も敷かれ、それより下の地下水が浸入しにくい作りになっているのです

(週刊新潮2016年9月29日号 掲載より)

ただ、結果的に問題ないとしても、東京都の説明と実際が異なっていた点が大きな問題です。

盛り土をするからと見積もった費用100億円はどこに消えたのでしょうか?

民間企業なら犯罪レベルの話が自治体だと野放しにされているのは我慢なりませんね。

石原元都知事の都議会証人喚問など、今後の行方が注目されます。

豊洲市場は使える施設なの?

盛り土問題がなくなれば、豊洲市場の問題は一段落するのでしょうか。

盛り土以外にもたくさん問題があるようですよ。

1.作業しづらい、狭い

築地市場では約180センチ幅のスペースが

豊洲新市場では約150センチ幅のスペースとなり狭い。

さらに壁の仕切りもあるので魚をさばく解体作業に支障が出る。

2.海水が使えない

床材の関係などで、海水が使えず、真水しか使えないようです。

築地市場では海水で床掃除しているので、コバエや蚊はほとんど湧きませんが、

真水だとちょっとした水たまりにボウフラやコバエの幼虫が湧いてしまいます。

また、活魚と海水を入れた大型の水槽をターレーに積んで市場内を行ったり来たりする時に、

坂やカーブで必ず海水がこぼれ、こぼすなというのも無理。

海水が使えないと水道から水を出すしかなく、水道代がかさむようです。

3.違法建築疑惑

4階荷捌きスペースは計画時よりも1300トン超の重量が加算され、

建築基準法に抵触する可能性があるようです。

 

築地市場が移転できないとどうなるの

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11月7日に開場を予定していた豊洲市場が使えないと、どうなるのでしょうか?

築地市場は老朽化で危険

築地市場は1935年に開設され、すでに80年が経過しています。

施設の老朽化が進み、建物の一部が劣化して破損するなど安全性に不安を抱えています。

施設の拡張ができない構造のため、スペースの確保が困難になり、

商品を一時的に屋外に置かざるを得ない状況にもなっています。

このように老朽化しているため、あとどのくらい持つのかわかりません。

オリンピック用の道路建設が遅れる

築地市場の跡地の一部は2020年東京オリンピックのための道路建設になりますが、

移転ができないと道路工事の着工ができないため遅れてしまいます。

そのことを理由に、豊洲移転を早急に進めていたのですが、いろいろな問題が積み重なり、

今回、移転延期となりました。

ただ、道路ができないとオリンピックが開催できないわけではないので、

ここはしっかりと対処してほしいと思います。

大田市場の代替え案も

豊洲市場の問題は根深く、どのくらいで解決できるのかわかりません。

そのため、大田市場を使用する代替え案が浮上しているようです。

 

大田市場は青果が主で一部に水産、花きがあります。

青果と生鮮の市場を統合する形で89年に開設され、

90年には、「花き」を扱う市場も統合、総合市場になりました。

敷地面積は約40万平方メートルで、築地市場を上回ります。

臨海地域にあり、

羽田空港や首都高速に近く、

物流やアクセスの面でも大きな支障はないようです。

 

築地市場が入ることについて大田市場関係者は

「そのままで築地市場の受け入れは無理。新たに数階建にしなければいけない」

と話しているようですが、立地条件や広さからして検討の余地はありますね!

 

店舗の移転は引っ越し代に1000万円ほどかかるようです。

暫定ではなく、このまま大田市場で決着がつくといいですね。

 

扱うのは人間が口にする食品ですし、不安ばかりの豊洲に今後も莫大な費用を掛けるなら、

いっそのこと解体してしまった方がいいと思います。

まとめ

豊洲市場は盛り土問題以上に、使用者の声を聴いていない使い勝手の悪さや

違法建築疑惑まであって、すぐに解決しそうにありません。

 

何とか大田市場に移転することで収まって、東京オリンピックに支障が出ないのと同時に、

石原元知事、都議会のドンなどの賄賂問題なども追及して、

責任を取ってもらいたいと切に願います。

 

 

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